調整力で、オフィスを成功に導く。
すれ違いを恐れず、プロとしての意見を伝えたい
私は営業職のなかでも内装工事を主に担当し、自分でデザインもしながら完工まで見届けています。お客様と対話する機会も多いのですが、やっぱり人と人なので、意見のすれ違いも出てきます。前職も建築業界だったのですが、実は一度、お客様のご要望だけ聞いて、自分の意見を出さないということがありまして。出来上がった後に、すごく引っ掛かりが残ってしまったんです。その経験から「ベストな空間をつくるために、どんな時・どんな相手でも、プロとして自分の意見を伝えよう」と、決意しました。
みんなで改善を重ね、躍動するオフィスへ
今回のスペースパートナーズのオフィスリニューアルでは、施工会社への工事発注管理の他、ビル管理会社とのスケジュールや工事内容の調整など、「調整業務」を主に担当しました。ビルごとに施工のNG事項などもあるので、決められたルールのなかで、デザイナーが表現したいことをどうすれば実現できるのか。多方面に寄り添い、アイデアを出し合いながらリニューアルを進めました。
営業職としての自分の使命は、すべての人の良き「パイプ」になることだと思います。それぞれの立場からの意見を集約し、自分の中で解釈し整理しながら、各所に伝え働きかけていく。新しいオフィスにおいても、実際に運用するなかで従業員の意見を集約し改善を重ねることが大事なので、まだまだ頑張らなくては。「WOOPS」(Work Space Operators)導入も大きなチャレンジではありますが、失敗も含めて進めていくのが〈WORK ARENA YŌGA〉だと思っています。その都度立ち止まって改善ポイントを探りながら、みんなで活気のあるオフィスにしていきたいですね。
スペースパートナーズの真価は、プラスアルファの感動にある
オフィスのあり方は、コロナ禍を経て変化しました。リモートワークも普及し、オフィスがなくても働ける時代です。でもオフィスがあるからこそ、従業員同士がつながれる。気軽な意見交換などから学びを得て、各自のスキルアップにもつなげていける。そのようなコミュニケーション生みだす媒体として、やっぱりオフィスは必要だと思います。
昔ながらのオフィスからどう脱却すればよいのか、悩んでいるお客様がたくさんいます。そのような方はどんなことでも構わないので、ぜひ気軽にお声がけいただきたいです。常日頃思うのは、お客様に満足していただくのは大前提。その上でいかにプラスアルファの感動を与え、こだわり抜くのかがプロであり、スペースパートナーズなんだということ。WORK ARENA YŌGAリニューアルの知見を活かしながら、皆さまのオフィスづくりに伴走できれば幸いです。