仕事以外の体験も楽しめる空間。
施工もデザインも、「人間関係」がパワーに変わる
デザインの部署に異動して早3ヶ月(※2025年6月インタビュー当時)。忙しいけど楽しい日々が続いています。異動は僕の希望です。元々大学でも建築デザインを専攻していて、そちらの仕事に興味があったので。生野(※他Design Storiesに登場)は大学の先輩で、在学時からお世話になっていました。なんだか不思議な縁ですね。
異動する前は制作(施工管理)でしたが、その時に学んだのは「人間関係」を築く大切さ。現場管理者として外部業者の方によく作業指示や依頼をしており、ほとんどは年上かつ大ベテラン。関係を深めるために仕事の話だけでなく、時には相手の「人となり」に踏み込んだプライベートな質問も意識して行っていました。こういう人間関係の土台があると、例えば工期が短くピリピリしがちな現場も、最後まで協力して乗り切れます。
今はデザイナーとしてお客様とよく関わりますが、やはり相手の人となりを理解して、人間関係を築く姿勢は変わりません。関係が深まるほど、お客様のこだわりや居心地良く感じるポイントがより理解でき、空間のイメージが湧いてくるのです。

苦戦した“六角形”。役員と社員の距離が近づき、報われた
〈WORK ARENA YŌGA〉リニューアルプロジェクトの時は、僕はまだ施工管理職でした。工期は2ヶ月程度あったのですが、施工内容がとても濃かったので、間に合うか内心ドキドキでした(笑)。一番大変だったのは「EXECUTIVE BOX(役員席ボックス)」の“墨出し”かな。実際の現場に、壁を立てる位置や形状などを決めてマーキングする作業なのですが、ボックスが六角形だから角度の取り方が難しくて・・・。しかも、天井には固定されずに立つローパーテーションなので、寄りかかっても倒れないよう、補強もかなり工夫しました。オープンなスペースになったので、社員が以前より気軽に、ボックスの中にいる役員に声を掛けているシーンをよく見かけます。こだわって施工して良かったなと、報われた気がしますね。
「大型スクリーン」で、フロア全体をイベントに巻き込む
〈WORK ARENA YŌGA〉の良さはたくさんありますが、一番は「たくさんのイベント」が開催されるところ。セミナーや発表イベント、ワークショップや飲み会イベントまで、様々なイベントがこのオフィスで開催されるようになりました。その時に力を発揮するのが200インチを超える「大型スクリーン」の存在。フロアのど真ん中に下りてきてスライド等が投影されるので、参加する気がなかった人もつい注目し、結局一緒に参加しています。みんなを「巻き込むための仕組み」って大事ですね。
オフィスって、基本的には仕事だけをする、変わり映えしない場所だと思っていました。だけどこのようなイベントやエリアの工夫によって、仕事も、仕事以外の体験も楽しめる空間に変わるんだと、〈WORK ARENA YŌGA〉を通じて気づきました。
スペースパートナーズはお客様と真摯に向き合い、理想を形にできる企業です。ぜひ一度オフィスをご見学いただき、オフィスの新しい可能性を一緒に考えていけたらと思います。